カリキュラムカリキュラム

エネルギーを「創る」、「蓄える」、「運ぶ」、「有効に使う」の4つの分野毎に、具体的な材料・デバイス・システムを想定し、そこで必要となる物理学・化学の基礎から、使用されているナノテクノロジー、そして次世代のエネルギー関連技術までを学ぶカリキュラム。
各授業科目は、一つの分野に偏ることなく、またそれぞれの分野の関係性を意識した構成に。さらに、物質・プロセス設計、材料・デバイスのプロセッシング・分析等の共通基盤技術に関わる授業科目を開講し、「ものづくり」に関連した先端科学・技術の基礎を重点的に身に付けます。
工学のための理学をよりよく理解し、実社会からの要請に対応できる基礎力を身に付けるだけでなく、身に付けた基礎力を発展させ、新しい材料・プロセス・デバイス・システムを創造できるような、複数分野にまたがる、または境界分野で活躍できる研究者・技術者の育成を目指します。

 

先進エネルギー分野全体をナノテクの基礎から学ぶ先進エネルギー分野全体をナノテクの基礎から学ぶ

先進エネルギーナノ工学評論

特徴的な授業

先進エネルギーナノ工学入門

先進エネルギーナノ工学の概要を説明すると共にナノテクノロジーと自然再生エネルギーに関する基礎知識を身に付けます。

ものづくり理工学実験Ⅰ・Ⅱ

ものづくり理工学実験について

ナノテクノロジーとは次世代の“ものづくり”を支える最先端の材料・評価技術であり、先進エネルギー領域を構成する4分野,エネルギーを“創る”、“蓄える”、“運ぶ”、“有効に使う”,においても新たな機能を生み出すための共通基盤技術と位置づけられる。本実験コースでは分野ごとで設定された実際の“ものづくり”課題を通して、ナノテクノロジーに関連した基礎分野について学ぶ。使用する実験装置はいずれも産業界で使われる最新のものであり、原理を学ぶとともに操作方法を習得することで、卒業研究に必要な技能を養う。

株式会社東陽テクニカ提供メニューについて

本コースの特徴の一つが、株式会社東陽テクニカからの支援のもと行われる『半導体材料の電気的評価』である。多くの最先端の評価装置を手掛け、産業界の研究開発や生産の現場が求める知識の運用レベルを熟知した同社から講師の先生を迎え、学生実験の正式メニューとして提供する。

実験テーマ紹介

A群

1.水素エネルギー実験

1-a 水素燃料電池(PEMFC)

1-b 水素吸蔵合金の圧力―組成―等温線(PCT)測定

2.真空の物理と蒸着実験(ナノ原子配列制御)

3.有機高分子膜を使った二次電池の作製と評価

4.パワー変換デバイスの作製と計測

B群

5.半導体材料の電気的評価

6.有機薄膜太陽電池の作製と評価

7.高温超伝導物質の作製と評価

8.コンピュータシミュレーション実験

以上8テーマの実験を3週1テーマで1年かけて行う。

春学期にA群の実験、秋学期にB群の実験を行う4つの班と、逆に春学期にB群の実験、秋学期にA群の実験を行う4つの班、すなわち8班に分かれてローテーションします。