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教員紹介

教員紹介

葛原 正明 教授 (Professor Masaaki KUSUHARA)

葛原 正明 1955年11月5日、大阪府生まれ。1979年京都大学工学部電気工学科卒業。1981年京都大学大学院工学研究科電気工学専攻修了。1991年同工学博士取得。1981~2004年:NEC研究所に勤務。1987~1988年:米イリノイ大学客員研究員。2004~2020年:福井大学大学院工学研究科教授。2020年4月より本学理工学部教授。2002年市村産業賞受賞。2016年福井県科学学術大賞受賞。応用物理学会フェロー、IEEEフェロー。専門は電子デバイス工学。
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電子デバイス

本研究室では、窒化物半導体を用いた電子デバイスの設計、試作、評価に関する研究を推進します。窒化物半導体は、次世代パワーエレクトロニクス応用に必須の低損失かつ大電力のパワーデバイス用材料として注目されています。また、この半導体は高周波特性にも優れるため、5G/6G無線通信用の高周波トランジスタとしても期待されています。

担当科目一覧

  1. 電気電子応用入門(学部1年前期)
  2. 基礎電気電子実験(学部1年後期)
  3. アナログ回路(学部2年)
  4. ものづくり理工学実験I(学部3年前期)
  5. ものづくり理工学実験II(学部3年後期)
  6. 先進エネルギーナノ工学詳論(学部4年前期分担)
  7. エネルギー半導体特論IV(大学院後期)

KEYWORD

窒化物半導体、電子デバイス、トランジスタ、集積回路、高周波評価

研究テーマ

教員紹介_葛原1
教員紹介_葛原2
教員紹介_葛原3

研究の背景

発電所から送られてくる電気エネルギーは、その形や大きさを変えて、我々の身の回りにあるエアコンなどの電気機器やパソコンなどの情報機器において消費されます。この電力変換とよばれる動作においてパワー半導体が用いられますが、この過程で多くの電気エネルギーが熱として無駄に消費されてしまいます。このため、電力変換時に電力消費が少ない新しい半導体を用いた電子デバイスの開発が求められています。

研究テーマと成果

本研究室では、低損失で高耐圧しかも高周波動作に適した窒化物半導体を用いた電子デバイスに関する研究を推進します。試作したトランジスタの評価と計算機シミュレーションを通して、省エネ社会と次世代モバイル通信システムの実現に貢献します。

教育目標

未来の社会の課題とその解決策に関連した基礎知識と専門知識を幅広く習得するとともに、これらの知識に独自のアイデアを組み合わせ、問題解決に取り組む能力を養います。持続可能で明るい社会のあるべき姿を想像し、自ら信じる新技術開発に果敢に挑戦できる人材の育成を目指します。

共同研究先一覧

福井大学、山口大学、名古屋工業大学、台湾交通大学、スロバキア・アカデミー・オブ・サイエンスなど

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