2015年05月24日
先進エネルギーナノ工学科と生命科学科との合同で、新入生歓迎研究会とBBQ@西山牧場が開催されました。
先進エネルギーナノ工学科と生命科学科との合同で、新入生歓迎研究会とBBQ@西山牧場が開催されました。
午前中は、生命科学科の松田祐介教授と、先進エネルギーナノ工学科の水木純一郎教授による講演が、神戸三田キャンパス(KSC) 4号館401室で行われました。
松田先生は、関学理工学部の成り立ち、その特徴や特色、利点を説明されました。特に神戸三田キャンパスにある理工学部では、9つの専門分野が共存し、伝統的に学科間の垣根が低いため、融合領域研究が進みやすい点を強調されました。また、大規模大学とは違い、教員と学生との距離も極めて近い環境にあることをご説明頂きました。さらに、ご自身の研究室と先進エネルギーナノ工学科の金子研究室との共同研究事例をご紹介頂きました。また、理工学部卒業生の進路の一例を、フィクションとノンフィクションを交えながら、説明されました。その中で、某K教授の秘密の一端が明かされるなど、笑いの絶えない面白い講演でした。
水木先生は、関学と同じ兵庫県にある放射光施設Spring-8の概要を、ビデオ映像を交えながら説明されました。Spring-8には関学が共同運営するビームラインがあり、優先的に実験枠が設けられていることをご説明頂きました。また、ダイハツと共同で、インテリジェント触媒の機能解明を行った研究成果についてご説明頂きました。Spring-8のような最先端施設で研究できるのは、関学理工の大きな魅力です。水木先生が紹介されたビデオは下記のページからもご覧頂けます。
https://www.youtube.com/watch?v=ONW_7eHxpNU
* インテリジェント触媒の解説は8分26秒頃から
数日前までの天気予報が嘘のような素晴らしい天候に恵まれました。きっと晴れ男!が多かったのでしょう。研究会終了後、バスで西山牧場まで移動し、バーベキューを楽しみました。皆さん、お腹いっぱいになるまで、焼き肉(牛と鶏)と焼きそばなどを堪能しました。その後、一部はその前に、西山牧場名物のアイスクリームをおいしく頂きました。
この会には、先進エネルギーナノ工学科と生命科学科の学生の他にも、国際修士プログラムの学生さん、先進エネルギーナノ工学科各研究室の卒研生・大学院生も参加し、交流を深める良い機会となりました。このような学科間交流が成り立つのもKSC内の教員・学生が日頃からコミュニケーションの取りやすい環境にあるからだとも言えます。