研究内容

藤原明比古研究室では固体物理、物質科学、放射光分析を基盤に、エネルギー材料の開発をすすめ、社会に貢献することを目指します。

 現在、藤原(明)研究室では、次世代ディスプレイ制御用トランジスタの作製・評価、高容量二次電池への機能付与の研究を行なっています。どちらも次世代素子材料としての高いポテンシャルを有していますが、環境負荷の少ない作製方法の確立や更なる機能付与など、独自の視点での研究開発を進めています。

 このため、研究室での素子作製、材料・デバイス評価と大型放射光施設SPring-8での先端放射光分析により、物質の性質を明らかにし、より安定で、より機能の高い材料を開発するための指針作りを目指しています。

 
 

日本語1

 

アモルファス酸化物半導体は、次世代ディスプレーの駆動素子材料として期待されていますが、安定性等の問題があります。この問題を解決するために、構造の安定性、機能の安定性向上に向けた材料評価を行います。このためにSPring-8を活用した先端放射光分析を行っております。

有機硫黄ポリマーは、硫黄の高い蓄電能力とポリマーの伝導性を生かすことで、高容量の正極材料としてのポテンシャルを持っています。しかし、その動作起源は明らかにされておらず、今後の材料開発には、基礎物性ならびに機能発現メカニズムの解明が必須です。このためにSPring-8を活用した先端放射光分析を行っております。

藤原明比古研究室の研究内容を解りやすく紹介している講演動画集です。

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